集合住宅やオフイスビルの緑は、そこに住む人働く人にとって、かけがいのない癒しや誇りとなって心地よい環境を創出しています。しかし、竣工時にはほど良い配置と数量だった樹木も、年月を重ねるに従い大きく育ち、込み合ってきます。その結果、周囲が暗くなったり、枝が建物に触れたりと、様々な不具合が現れてきます。その原因として考えられるのは、手配が面倒だからと、これまで植栽管理を造園の専門家ではない不動産管理会社任せにしたり、コスト削減のために、手入れ作業自体を省略してきたからだと思われます。
これらの問題を解決するには、植栽管理方法の見直しや緑地のリニューアルが必須となります。そこでプロヴァンスがそこに住む方働く方の視点で物を見て、更には造園のプロとしての立場でベストな植栽管理方法をご提案させていただきます。具体的な方法として、まず最初にお見積もりに伺った際に、当該物件の設計思想を深く読み取り、守るべき良い所、改善すべき悪い所を洗い出しします。その後徹底したコスト削減を目指し、必要の無い作業の省略、あるいは適切なリニューアルのご提案など、綿密な「植栽管理計画」を立てた上で、プロヴァンスにて詳細なお見積もり書を提出させていただきます。作業内容や時期、回数、エリア等を熟慮の上での積算ですから、かなりのコストダウンが図れると自負しておりますので、是非のお問い合わせをお待ち申し上げます。
プロヴァンスへのお申し込みから作業完了までの基本的なサービスご利用の流れについて、簡単にご説明します。お申し込み・お見積もりは一切無料ですから、お気軽にお問い合わせ下さい。※植木の本数が極端に多い物件や、面積が広大な物件の場合、お断りすることがありますのでご了承ください。
ご存知のように、わが造園業界はお正月前の12月末まではそれこそネコの手も借りたい位、庭のお手入れで忙しいのですが、年が明けると急に暇になります。それは日本人なるもの殆どの人が,一大イベントのお正月(それも元旦)に向けて全ての事を考えたり行動する風潮がある為、お正月が終わると一斉に行動を一休みしてしまうという事や、寒い気候のせいで外部空間(庭)に関心がなくなる事が原因です。気候のよい時期には、せっせと花を植えたり水遣りしていたのに、冬になると風も冷たいし、花屋さんに行っても花苗の種類も少ないので、内部空間(室内)の事に関心が移ってしまいます。
そして、その期間(植木屋が暇な時期)は悲しいことに、桜が咲き始める3月末頃まで続くのです。仕事が少ないこの時期に通常造園業者は、仕方なく自社の倉庫や畑の片付けをしたり、年明けに持ち越した個人宅のマツの手入れをしたりで、食いつなぎます。 もうお解かりですね!! ずばり結論は、植木屋が暇になる1月~3月に作業を依頼するという事です。この時期だとほとんどの業者は、暇を持て余す為、遊んでいるよりかはましだという心境に至り、格安にて工事を請け負うことができるのです。
寒さに弱い常緑樹の移植や、花芽が先端に既についている木(サツキ等)の刈込みといったごく一部の作業を除けば、殆どの植栽管理が可能ですし、逆に落葉樹の移植や大木の伐採・切り戻し、施肥には最適のシーズンです。以上の事を踏まえると、植栽管理のコスト削減を第一に追及されるのであれば、1月~3月に作業依頼をするのが唯一、かつ最大及びベストな方策であることはお判りいただけましたね。必ずしも剪定時期をお正月前にこだわらなくもいい集合住宅やビルの植栽管理は、今までの秋の作業を正月明けの1~2月にシフトチエンジするだけでいいわけですから、ご担当の皆さま、この機会にぜひご検討下さい。