マイガーデンの花暦を作りましょう! ~一年中、花に囲まれて暮らすために~
庭や植木鉢にどんな木や草花を植えようと考えるのはとても楽しいことです。子供の頃の思い出の木や昔からあこがれていた草花を絶対に植えようという希望から始まって、「あれがいい」、「これがいい」と家族全員の夢が無限に広がります。しかし、好きな木や花だけを選んで植えたとしても、決して素敵な庭になるとは限りません。例えば、庭に色んな花木を何本も植えたとしても、それらの開花の時期が同じ季節(庭木の多くは春に開花して、1~2週間ほどで花を終える)に集中してしまうと、咲いている間はそれこそ百花繚乱で見事は風景を生みますが、一斉に咲き終わった後に生まれる風景の寂しさといったら‥‥。しかもその落差が大ききれば大きいほど、花のない季節がとても単調で地味になってしまいます。庭木や草花の良さ(長所)は季節を鮮明に映し出すことに他なりません。自らを花で美しく飾る姿はとても魅力的です。つまり、「庭を楽しむ」という事は、言い換えれば「季節を楽しみ、同時に花を楽しむ」という事だと思います。かといって、一年を通じて間断なく花だけで庭を演出し続けることは不可能なので、「春の新芽」、「秋の紅葉」、「実がなる喜び」も一緒に愛でて、庭の楽しみを無限に広げてやる必要があります。それには庭木や草花の選出において、一年(四季)という暦の中でそれぞれの花や紅葉の美しい時期をバランスよく並べてやる事がとても大切になります。そういう演出の仕組みを「花暦」といいます。
ずっと長い間、花に囲まれた至福の時間を過ごしていくために、ご自宅の庭の「MY花暦」を作りませんか?
★ 花暦を活用した庭木や草花の選び方
・開花時期をずらす・・・・春・夏・秋・冬でそれぞれ主役になる花を配置する
・高低差と種類を組み合わせる・・・・まず高木(メインツリー)を骨格にし中木(サブツリー)を何本か加えてから、足元に低木(スモールツリー)や草花を配置する
・環境(日当たり、水はけ)を考慮する・・・・西日や日陰など、庭の環境に合った性質の植物を選択する
★ 季節ごとのおすすめの組み合わせ(関東地区モデル例)
・春‥‥庭全体が明るくなる、四季の中で一番華やかな季節
メインツリー‥・ハナミズキ(白) サブツリー‥・カラタネオガタマ(淡黄) スモールツリー・・・カルミア(ピンク) 草花‥‥ラベンダー(紫)
・夏‥‥暑さや湿気で植物がダメージを受けやすい季節
メインツリー‥・サルスベリ(レッド) サブツリー‥・ムクゲ(各色) スモールツリー・・・クチナシ(白) 草花‥‥アガパンサス(ブルー)
・秋‥‥だんだんと涼しくなり、実がついたり紅葉が始まる季節
メインツリー‥・キンモクセイ(黄) サブツリー‥・ミカン類(実) スモールツリー・・・ニシキギ(紅葉) 草花‥‥シュカイドウ(ピンク)
・冬‥‥咲く花も少なく、寒いので人々は室内に関心が移る(庭に出なくなる)季節
メインツリー‥・ウメ(白) サブツリー‥・ロウバイ(黄) スモールツリー・・・カンツバキ(赤紫) 草花‥‥クリスマスローズ(各色)

